今年初サッカー観戦

今年初サッカー観戦Don't think. Feel!今年初のサッカー観戦ということで、全国高校サッカー選手権大会決勝の市立船橋 – 四日市中央工を観てきました[01]
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開始前

高校サッカー決勝と言うことで、2時間前に行ったが、かなり埋まっている新年の風物詩ともいえるだろう[02]
市船は4-4-2。ただDF登録が6人と変わってる印象。
対して四日市は、4-4-2だが、2トップのうち一人が中盤にはいるどちらかといえば 4-4-1-1 という感じか。
市船のOBでペナルティーのワッキーが試合直前にきて、観衆が大騒ぎ。

前半

前半開始早々CKから四日市が先制。気になったのはあのCKに下のは市船のバックパスを四日市が積極的にプレスに行ったことが要因。市船視点から見れば早めにクリアーしてなければ、失点しなかっただろう。四日市は開始から積極的に行ったのが功を奏したところがある。その後も四日市ペースで試合が進む。中盤の数が四日市のほうが多いため支配でき、主導権を握った格好。パスを回しサイドからアタックを繰り返しながら、チャンスを作る。

対する市船は、GKを中心に守備陣が頑張り市船も守り切る。ただ、四日市に中盤を支配されて思うようにボールを出せない。中盤でうまくつなげず、縦に放り込む形が続くも四日市の守備が整っているため、跳ね返されシュートまでいけない。形ができないため、後半なにか変化をつけないと市船は厳しい状況と思える。
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後半

後半開始での交代は両チームともなし。次の点が勝負を決める点になると思われる。後半は一転して市船がペースを握るも、ゴールまでは至らず。徐々に四日市も盛り返すもシュートまでは至らず、後半20分過ぎから膠着状態が続く。先に市船が一人交代。四日市は時間を使いつつ交代する時機をうかがう。四日市はDFが足をつりだし、運動量が落ちてくるも最後の気迫で守り続ける。
ここぞとばかり市船も攻撃に厚みを持たせてくる。右サイドの選手(DF2番米塚)と、中盤の(FW10番泉)の選手が攻撃を牽引。特にDFの2番はスペースが空いているここぞ場面で顔を出し、隙あらばシュートを狙っていた。この繰り返しを続け、後半40分からCKを連続して獲得。この連続した行為が実を結ぶ。後半45分くらいにCKからついに市船が追いつく。
決めたのは10番の選手。技術が高かったが、ゴールのシーンだけは優勝に対する執念を見せられた印象だった。これで1-1の同点。同スコアのまま後半終了。両校とも素晴らしいパフォーマンスを披露してくれている。四日市は最後の最後で追いつかれた。

延長

延長は10分ハーフ。両校の応援団はさらに熱気を増し、会場は熱を増す。どちらもこの延長戦で決める意気込みを見せる。延長前半は、両チームチャンスをつくるも得点には至らず、特に四日市の選手がループ気味のシュートをGKがパンチングではじき、ゴールを割らせないシーンはすごかった。

延長後半、サイドを入れ替えすぐに再開。体力的にも苦しい延長戦だが、市船のほうが体力があるようだ。延長後半5分に市船がゴール!とうとう逆転した。2点目も市船の10番がゴール。今度は左サイドペナルティー付近から技ありシュート!GKが横跳びで飛びつこーとするも触るのが精一杯でそのままゴールへ吸い込まれた。初めて市船がリード。残り時間はうまく時間を使いつつゲームを進める。何度か四日市もチャンスを作るも、得点できずにタイムアップ。
市船が9年ぶりの優勝。
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最後に

四日市は延長戦に持ち込む前に試合を終わらせたかったが、最後の最後で守りきれなかった。
四日市のGKも何度か危ない場面を防いでいた。まだ1年生みたいなので今後の活躍を期待したいところ。
決勝に出場した2チームは、ファイナリストに値する2チームであった。この2チームの功績に改めて敬意を表したい。この2チーム以外にも多くのチームが涙をのんだ。歓喜して終えることができるのは、たった1チームのみだけである。今回出場したメンバはこの悔しさを胸に次へのステップを目指し、将来の日本サッカーを担う選手が多く出てくることを祈りたい。

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  1. 今年は何試合観に行けるかなぁー []
  2. もう新年じゃないか… []

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